感染者が増加している「梅毒」とは

感染者が増加している「梅毒」とは

性感染症にはいくつかの種類がありますが、ここ最近特に感染者を増やしているのが梅毒です。
これまで梅毒の患者数は年平均1000人以下でしたが、2013年あたりから増加し続けていて、2016年には4500人以上が感染しています。

セックスの低年齢化によって若い女性の感染リスクも高まりました。
感染者の大多数が10代後半~20代の女性という結果になっています。

一昔前まで梅毒は治療が難しい性感染症として恐れられていましたが、治療法が確立されている現在では完治可能となっています。
ただし治療が遅れると全身に症状が現れ、悪化すると脳障害や血管障害などを引き起こす恐れもある怖い病気です。

梅毒は自覚症状が現れにくい

性器の痒みなど、わかりやすい初期症状がある性感染症は多いのですが、梅毒は感染に気付きにくいという特徴があります。

原因菌である梅毒トレポネーマに感染すると、初期症状として性器にしこりや潰瘍が現れます。
しかし痛みや痒みが出にくいため、変化に気が付かない人も少なくありません。

症状が進行すると原因菌は全身に広がり、発疹が現れます。
この段階になって梅毒の感染に気がつく人が大多数です。

ただ、全身の発疹はしばらくすると引いていき、無症状になる期間があります。
無症状であっても症状は進行しているため、自然に治ったわけではないので注意が必要です。

梅毒は抗菌薬で治る!

悪化すると危険な梅毒ですが、抗菌薬を投与することで完治できます。
ペニシリン系の薬が主流ですが、ミノサイクリン系の治療薬も効果的です。

治療薬は病院だけでなく通販でも購入でき、低価格のジェネリックも豊富に揃っています。
梅毒の症状に心当たりがあるなら、早めに治療を行うようにしましょう。