性感染症とHIVの関係について

性感染症とHIVの関係について

性感染症には様々な種類がありますが、特に恐れられているのがHIVへの感染です。

そもそもHIVとはウイルスの名前で、感染してもすぐに脅威となるわけではありません。
現代の医学ではHIVに感染してもAIDSの発症を抑える治療法が確立されています。

他の性感染症と同様に、HIVはセックスによって感染するウイルスです。
避妊具を使用せずにセックスを行った場合の感染確率は0.1~1%に留まりますが、粘膜に傷があると感染率はかなり高くなります。

クラミジアや淋病、カンジダ症や腟トリコモナス症など、セックスによって感染する病気は多いのですが、それぞれ適切な治療を行えば治せるものです。
ただ、膣や尿道に炎症があると、そこからHIVに感染するリスクがあります。

性感染症にかかっているとHIVへの感染確率が高くなるのはこのためです。

AIDSを発症するとどうなる?

HIVに感染してもすぐにAIDSを発症するわけではなく、しばらく無症状の期間が続きます。

進行を食い止める治療を行えば発症を抑えられますが、適切な処置を行わなかった場合、早ければ1~2年ほどでAIDSを発症することも。
発症までの期間には個人差があり、10年以上無症状のまま過ごす人も少なくありません。

AIDSを発症すると、免疫力の著しい低下によってあらゆる病気を発症します。
感染症にかかるリスクも高くなり、死に至ることもあるほど深刻化する恐れがある病気です。

AIDSの治療法は確立されていない

HIVに一度感染すると、体内からウイルスを取り除くことはできません。
AIDSの発症を抑えるための治療はあるものの、その治療を一生続ける必要があります。

性感染症は誰もが感染するリスクを背負っていますが、正しい知識があればしっかり治せるものばかりです。
治療を怠るとHIVなど恐ろしい感染症を招くこともあるので、症状が軽いうちに治すことはもちろん、しっかりと予防することも重要になります。